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川内教授の研究提案が公益財団法人大幸財団の2025年度自然科学系学術研究助成に採択されました。
2025.09.09 新着情報
採択された研究費の内容をご紹介します。今回の研究提案は、腫瘍進展のメカニズムについて知見が限られている Grp4髄芽腫 を対象としています。私たちは、最近開発した N1-SRC誘導型の新しいがんモデル と 患者由来異種移植(PDX)モデル を駆使し、腫瘍細胞とニューロンの相互作用を解析することを目指しています。
Grp4髄芽腫は 神経系の遺伝子シグネチャー を示すことから、がんと神経細胞との関連が強いと考えられます。本研究を通じて、仮説に基づく新たな分子機構の発見につながることを期待しています。
名古屋市立大学医学研究科消化器・代謝内科学分野との共同研究で大岩拓矢君が参加しました。
2025.05.15 新着情報
医学研究科消化器・代謝内科学分野片岡先生、久保田先生と胃がんモデルの開発を進めていく予定です。
癌モデルの新しい手法を探るので、非常に楽しみです。(川内)
小林がん学術振興会研究助成「先駆的研究1」に上衣腫の研究が採択されました。
2025.05.07 新着情報
川内教授が肖君の進めている研究「テント上上⾐腫においてアノイキスを誘発する治療標的分⼦の同定と新規治療法の確⽴」です。
特に脳内微小環境とがんに発現する膜タンパク質の相互作用の阻害がアノイキスにどう関わるのか、に関する研究です。
さらに、上衣腫の発生や治療に関する共同研究は川内教授の以前の職場であるドイツがん研究センターのGroup Leader Kristian Pajtlerや京都大学医生物学研究所の永樂元次教授と異なる視点・アプローチでも進めています。
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- 元博士研究員の白石君、大学院の王君と一緒に参画した国際ネットワークによる脳腫瘍マウスモデルのDNAメチル化解析がNature Geneticsに受理されました。
- 大学院生の王君と執筆した髄芽腫マウスモデル作製の方法論がNature Publishing GroupのeBook「Neuromethods」に掲載されました。
- 名市大薬学部の山本若奈さんが研究室に参加してくれました。
- 川内教授の研究提案が公益財団法人大幸財団の2025年度自然科学系学術研究助成に採択されました。
- 大学院生の肖君が参画した稲垣先生(NAIST)との共同研究がAdvanced Science (IF:14.1)に掲載されました